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石破氏、24日に出馬表明=支持・推薦人集めに各候補本腰―自民総裁選

時事通信 / 2024年8月21日 19時45分

 岸田文雄首相の後継を選ぶ自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)を巡り、石破茂元幹事長(67)は24日に地元の鳥取県八頭町で立候補を表明する。石破氏の事務所が21日発表した。総裁選は10人超が意欲を示す異例の展開となっており、これまでに小林鷹之前経済安全保障担当相(49)が出馬を表明している。

 石破氏の総裁選出馬は今回が5回目。防衛相、農林水産相、党政調会長などを歴任し、党内きっての論客として知られる。各種世論調査では「次の首相にふさわしい人物」としてトップに立つケースが多い。党所属国会議員の間での支持拡大が長年の課題だが、派閥裏金事件を受けて党に逆風が吹く中、一部で待望論が出ている。

 総裁選に向けては、河野太郎デジタル相(61)が26日に出馬表明する方向で調整。林芳正官房長官(63)と小泉進次郎元環境相(43)は出馬の意向を固め、表明の時期を探っている。

 小林氏は21日、首相官邸で首相と面会し、総裁選出馬を報告。首相は「頑張れ」と激励した。この後、小林氏は記者団に「国家的課題に正面から向き合ってきたのが岸田政権だ。基本的なところは継承したい」と述べた。

 小泉氏は党本部で記者団に、総裁選への対応について「答えるのは控える」と明言を避けた。20日夜には関係議員が集まり、対応を協議した。

 加藤勝信元官房長官(68)は衆院議員会館を回って森山裕総務会長らに支援を要請。推薦人について記者団に「一つ一つ進んでいるが、まだ頑張らなければいけない」と語った。来週中の表明を目指す。

 茂木敏充幹事長(68)は水戸市内で党茨城県連との車座対話に出席。「自民の原点は地方にある。逆風の時こそ強い決意と結束が試される」と語った。

 上川陽子外相(71)は20日(日本時間21日)、訪問先のインド・ニューデリーで記者団に「新しい発想で国造りをする必要性がある。そこに飛び込もうと決断した」と強調。帰国後には東京都内のホテルで、同じ岸田派の盛山正仁文部科学相らと推薦人確保に向けて意見交換した。 

[時事通信社]

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