男子生徒を殺人容疑で訴追＝家庭環境影響か―米高校銃乱射

　【ニューヨーク時事】米南部ジョージア州の高校で４人が殺害された銃の乱射事件で、捜査当局は５日、容疑者の男子生徒（１４）を殺人容疑で訴追したと明らかにした。動機は依然不明だが、米メディアは親族の話として、複雑な家庭環境が影響したとの見方を伝えた。

　男子生徒の祖父はニューヨーク・タイムズ紙の取材に「孫がこのようなことをしたのは、彼が暮らす環境のせいだ」と話した。ＣＮＮテレビによれば、男子生徒の両親は近年争いが絶えず、互いに警察に通報し合うなど荒れた生活を送っていたという。　

［時事通信社］