1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

「全身全霊」「自民変わる」=15日間論戦へ、各候補意気込み―総裁選告示

時事通信 / 2024年9月12日 12時41分

 自民党総裁選が12日告示された。派閥裏金問題で深まった政治不信の払拭など、15日間の論戦で課されるテーマはこれまで以上に重い。各候補者は陣営の出陣式などで改めて「総裁の座」への意気込みを訴えた。

 小泉進次郎元環境相(43)は12日午前、党本部近くの日枝神社で必勝を祈願。記者団に「1年で三つの改革を断行したい」と改めて決意を示し、「一つ一つ丁寧に訴え、全身全霊で頑張りたい」と語った。

 石破茂元幹事長(67)は党本部で陣営の出陣式に出席。「政治改革など多くの課題を手掛けてきたが、まだ道半ばだ。総理総裁でなければできない。最後の戦いだ」と強調し、支援を受ける議員と「頑張ろう三唱」を行った。

 高市早苗経済安全保障担当相(63)も日枝神社を参拝。前回の総裁選で全面支援を受けた安倍晋三元首相に触れ、「たくさんのことを教えてもらった。戦い方も教えてもらった。その思いをしっかり受け止めて頑張っていく」と記者団に表明した。

 河野太郎デジタル相(61)は議員宿舎で記者団に「改革を実際にやり遂げてきた実績、豊富な経験は河野太郎が一番抜きんでている。日本を前に進めていきたい」と強調した。

 茂木敏充幹事長(68)は東京都内で開いた陣営の会合で「チーム自民党、チームジャパンとして、その先頭に立つ。チームを束ねる力を持っていると自分は確信している」と声を上げた。

 小林鷹之前経済安保担当相(49)は議員会館で「仲間と共に臨む私自身の姿が党が生まれ変わる象徴になる」と力説。白のジャケットに身を包んだ上川陽子外相(71)は議員宿舎で「白いキャンバスに皆さんの思いや願いを描いてもらいたい思いで、駆け抜けたい」と訴えた。

 加藤勝信元官房長官(68)は都内で義父の加藤六月元農林水産相の墓参りを行い、「最後まで総裁選を戦う決意と、ぜひ導いていただきたいとの思いを伝えてきた」と話した。現職の官房長官として立候補した林芳正氏(63)は首相官邸での定例記者会見で「総裁選中においても、引き続き迅速に連絡・報告を受け、緊急時には必要な態勢を取る」と危機管理に万全を期すと強調した。 

[時事通信社]

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください