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SNSでトランプ氏に言及=ウクライナ支援に関心―ラウス容疑者

時事通信 / 2024年9月16日 19時15分

 【ワシントン時事】米南部フロリダ州で15日、トランプ前大統領の暗殺を計画したとして身柄を拘束されたライアン・ウェスリー・ラウス容疑者は、X(旧ツイッター)でトランプ氏に何度も言及していた。CBSテレビによると、2020年6月の投稿では、16年の大統領選でトランプ氏に投票したが、「大いに失望した」とつづっていた。

 ラウス容疑者は当時の投稿で、現職だったトランプ氏に対し「あなたがいなくなれば、私はうれしい」と述べていた。ラウス容疑者のXのアカウントは事件後、閉鎖された。

 ロシアの侵攻を受けるウクライナの支援にも関心を示していた。Xで「ウクライナで戦い、死にたい」と表明。ニューヨーク・タイムズ紙が23年にラウス容疑者にインタビューした際には、ウクライナのために戦うアフガニスタン兵を募る計画を語っていた。トランプ氏はウクライナ支援に消極的な姿勢を取っている。

 米メディアによれば、ラウス容疑者は南部ノースカロライナ州出身。無所属として有権者登録していたが、今年3月に同州の民主党予備選で投票していた。5月にはハワイ州に移住したという。

 02年にはノースカロライナ州で銃器を持って建物に立てこもった疑いで身柄を拘束された。ラウス容疑者の長男はCNNテレビの取材に「愛情深く、思いやりのある父親で、正直で勤勉だった」と述べた。 

[時事通信社]

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