レバノンのヒズボラ本部空爆＝指導者ナスララ師暗殺狙う―イスラエル軍

　【エルサレム時事】イスラエル軍は２７日、レバノンの首都ベイルート南郊で、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの本部を標的に空爆を行ったと発表した。現地メディアのタイムズ・オブ・イスラエルは当局者の話として、狙いはヒズボラの指導者ナスララ師だったと伝えた。

　軍はナスララ師の生死について言及していないが、この当局者は「これほどの攻撃から生還できるとは思えない」と語った。ヒズボラはナスララ師の安否について公式な反応を示していない。死亡していれば、ヒズボラにとって大きな打撃となる。　

［時事通信社］