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シリアへ20万人避難=イスラエル・ヒズボラ交戦続く―レバノン

時事通信 / 2024年10月5日 20時5分

 【エルサレム時事】イスラエル軍のレバノン空爆で、グランディ国連難民高等弁務官は5日、レバノンから隣国シリアへの避難者が20万人以上に達したと明らかにした。イスラエル軍は地上侵攻や空爆の範囲を拡大する可能性を示唆しており、人道危機の深刻化への懸念が強まっている。

 軍の5日の声明によれば、レバノン南部ではイスラム教シーア派組織ヒズボラの司令施設を空爆した。病院に隣接するモスク(イスラム礼拝所)内部に設けられていたという。ロイター通信によると、北部トリポリでも5日に初めて空爆があり、ヒズボラと連帯するイスラム組織ハマスの軍事部門幹部らが殺害された。

 AFP通信によれば、ヒズボラは5日、イスラエルとレバノンの国境地帯の交戦でイスラエル軍を撤収させたと主張。イスラエル北部ハイファに近い空軍基地へ向けてロケット弾を撃ち込んだことも明らかにした。

 イスラエル軍は4日の声明で、地上侵攻開始後、ヒズボラの戦闘員やテロ関連施設など2000以上の標的を攻撃し、司令官ら約250人を殺害したと発表した。イスラエルのメディアは、同国の治安高官が、激しい戦闘は2~3週間で終わるとの見通しを示したと伝えた。

 ロイターによれば、レバノン政府はイスラエルとの戦闘の死者が過去1年間で2000人を超えたと発表。大半が戦闘が激化したここ2週間の死者とされる。 

[時事通信社]

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