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自公党首、初のそろい踏み=街頭で連立支持訴え―衆院選

時事通信 / 2024年10月13日 19時28分

 石破茂首相(自民党総裁)は13日、連立を組む公明党の石井啓一代表とともに埼玉県草加市や東京都武蔵野市などで街頭演説し、衆院選に向けた支持を訴えた。首相が就任後、街頭に立つのは初めて。最初の演説場所として、石井氏が立候補する埼玉14区内の草加市を選び、自公の連携をアピールした。

 首相は、2009年衆院選で自公連立政権が下野したことを振り返り、「そのときも公明は自民と一緒にやってくれた」と両党の結束を強調。その上で「自公政権が日本を再び強い国、温かい国、優しい国にしていく」と述べた。

 自民派閥の裏金事件に関係した候補の一部を非公認とした判断にも触れ、「主権者の審判を経て、公明とともにこの難局を乗り越える」と理解を求めた。

 一方、石井氏は裏金事件への言及を避けつつ、「衆院選は政権選択選挙だ。国内外の課題に的確に答えを出せるのは、経験と実績が豊富な自公政権しかない」などと支持を呼び掛けた。 

[時事通信社]

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