「わくわく」「引き締まる」＝新宇宙飛行士２人が会見―ＪＡＸＡ

　宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）から新たに宇宙飛行士に認定された米田あゆさん（２９）と諏訪理さん（４７）が２３日、東京都内で記者会見し、「わくわくする」「身の引き締まる思い」と語った。

　２人はＪＡＸＡが１３年ぶりに行った宇宙飛行士試験で昨年２月、候補者として選抜。米田さんは同年４月から、諏訪さんは７月から、宇宙飛行士としての基礎的な知識や技量を身に付けるための訓練を始めた。軽飛行機の操縦や月・火星探査を念頭に置いた地質学などの講義、不時着に備えたサバイバル訓練などをこなした。

　２１日に認定証を受け取ったという米田さんは「ようやく宇宙飛行士になれたといううれしさと、新しい挑戦へのわくわくがある」と笑顔。諏訪さんは「ほっとしたと同時に、まだまだ訓練は続くという身の引き締まる思いもした」と話した。　

［時事通信社］