ＮＡＴＯ総長、北朝鮮の派兵停止要求＝ロ朝連携に懸念

　【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）は２８日、大使級の理事会をブリュッセルで開き、北朝鮮によるロシアへの軍部隊派遣について韓国政府代表団から説明を受けた。ＮＡＴＯのルッテ事務総長は理事会後、派遣の事実を確認した上でロ朝の連携に懸念を示し、「直ちに中止するよう求める」と述べた。

　ルッテ氏は、北朝鮮部隊が「ロシア西部クルスクに配備された」と指摘。ロシア側の戦死傷者が６０万人以上に達し、「外国からの支援なしにウクライナへの攻撃を維持できなくなっている」と強調した。　

［時事通信社］