1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

血圧低下、穏やかな最期=逝去の百合子さま―宮内庁

時事通信 / 2024年11月15日 12時48分

 三笠宮妃百合子さまが15日に亡くなられたのを受け、宮内庁では永井良三・皇室医務主管と諸橋省明・宮務主管が午前11時から記者会見。永井氏は、老衰で亡くなった際の様子を「穏やかだった」と明かした。

 永井氏によると、3月3日に入院した百合子さまは、8月中旬に肺炎にもなり、集中治療室に入ったが、9月上旬に一般病室に戻った。病室では車いすに乗るなどのリハビリに毎日30分から1時間ほど取り組み、新聞を読むなどして過ごしていた。先週までリハビリをしていたという。

 ただ、心臓や腎臓などの機能低下が進み、今週からは声掛けに対し、目を開いてうなずく時間が減少。永井氏は「病院にはできるだけの手を尽くしていただいたが、本日早朝から血圧が低下した」と述べた。

 最期をみとった皇族や親族については「差し控える」としたが「特にお苦しみになるようなことはなかった」と説明した。

 同庁の西村泰彦長官も「謹んで哀悼の意を表しますとともに、これまでのご功績に衷心から感謝申し上げます」との談話を発表した。

 百合子さまが入院していた東京都中央区の聖路加国際病院には、朝から多くの報道陣が詰め掛けた。百合子さまのご遺体を乗せた青の霊きゅう車は午前9時半ごろ、同病院を出発。霊きゅう車に続く形で、孫の三笠宮家の彬子さまも硬い表情で車に乗り、宮邸のある赤坂御用地に戻った。 

[時事通信社]

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください