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母「生きていてくれたらいい」=めぐみさん拉致47年で県民集会―新潟

時事通信 / 2024年11月16日 20時17分

 新潟市で横田めぐみさん=拉致当時(13)=が北朝鮮に拉致されてから15日で47年となり、同市で16日、拉致問題の早期解決を求める県民集会が開かれた。

 オンラインで参加しためぐみさんの母早紀江さん(88)は「ものすごく大切な問題が全く動かない。何で助け出すことができないのだろう」とした上で、「生きていてくれたらいい」と話した。

 出席した弟の拓也さん(56)は、10月にめぐみさんが還暦を迎えたことに触れ、「60歳になっためぐみの姿、顔を思い浮かべてみなさいと言われても到底できない」と語った。その上で「拉致問題は国民一人一人が試されている問題。一緒に闘ってもらいたい」と訴えた。

 もう一人の弟哲也さん(56)は集会後に報道陣に対し、「いつの時期に何をやって、この時期までに解決するという工程を首相自身が頭の中で描いて、結果を出してほしい」と述べた。

 拉致被害者の曽我ひとみさん(65)も参加。北朝鮮でのめぐみさんとの思い出や、一緒に拉致され消息が分からない母ミヨシさん=同(46)=への思いを語り、「母にたくさんのことをしてあげたい。そのためには皆さまの力が大切になる」と呼び掛けた。 

[時事通信社]

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