ノーベル平和賞活動家、期限付き釈放=体調悪化で21日間―イラン
時事通信 / 2024年12月4日 22時47分
【イスタンブール時事】昨年のノーベル平和賞を受賞したイランの女性人権活動家、ナルゲス・モハンマディ氏(52)が4日、体調悪化のため21日間の期限付きで釈放された。支援団体が明らかにした。
モハンマディ氏は、イランのイスラム革命以降に女性に義務付けられたスカーフ着用強制や死刑に反対。イラン当局に「法律違反を繰り返した人物」として批判され、首都テヘランのエビン刑務所に収監されていた。
支援団体は今年11月、モハンマディ氏の右足にがんの疑いがある骨の病変が見つかったと声明で発表。同氏は11月中旬に骨の一部を移植する手術を受けたものの、手術の2日後には、歩いたり座ったりできないにもかかわらず刑務所に戻されたという。
支援団体は「21日間では不適切で、最短3カ月の回復期間が必要だ」と訴えた。期限が終われば収監期間が21日分追加されるとして、「即時かつ無条件の釈放」を要求した。
[時事通信社]
この記事に関連するニュース
-
ノーベル賞委員会、昨年の平和賞受賞者モハマディ氏と初対話
AFPBB News / 2024年12月9日 13時52分
-
獄中で伝え聞いたノーベル賞受賞の一報、モハンマディ氏「女性の権利を勝ち取る機会をつくった」
読売新聞 / 2024年12月6日 23時18分
-
「沈黙しない」昨年のノーベル平和賞モハンマディ氏、一時釈放中に単独取材…イランやアフガニスタンの女性抑圧政策を深く憂慮
読売新聞 / 2024年12月6日 15時0分
-
イラン、平和賞女性を一時釈放 健康問題理由
共同通信 / 2024年12月4日 21時44分
-
ノーベル平和賞活動家、期限付き釈放
時事通信 / 2024年12月4日 21時42分
ランキング
-
1ギャングが住民110人殺害 ハイチ、首都スラム街
共同通信 / 2024年12月9日 11時54分
-
2「米死刑囚の減刑祈ろう」、ローマ教皇が異例の呼びかけ
ロイター / 2024年12月9日 12時20分
-
3トンガ首相が突如辞任、王室との権力闘争の末
AFPBB News / 2024年12月9日 12時50分
-
4「ある議員に泣きつかれてやむなくやった」安倍派五人衆が明かした“キックバック継続”を決めたワケ《重大証言》
文春オンライン / 2024年12月9日 8時30分
-
5「プーチン政権の弱さ露呈」、シリア政権崩壊でウクライナが見解
ロイター / 2024年12月9日 10時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください