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岐阜、20年ぶり新人対決=秋田は保守分裂か―25年地方選展望

時事通信 / 2024年12月31日 14時0分

 2025年の地方選は、知事選が宮城、秋田、山形、茨城、千葉、岐阜、三重、広島、福岡の9県で行われる。5期目の現職が不出馬を表明した岐阜では20年ぶりに新人対決となる。秋田では保守分裂となる見通し。このほか、7政令市長選と8県庁所在市長選が予定されている。

 ◇山形は現職が5選出馬

 山形、岐阜知事選は1月26日に投開票が行われる。山形は吉村美栄子知事(73)が5選出馬を表明。自民党県連が同氏の支援を決めた。当初無投票の見込みだったが、自営業の金山屯氏(84)が立候補を決め、一転選挙戦になった。

 岐阜は古田肇知事(77)の不出馬に伴い、20年ぶりに新人同士の対決となる。これまでに元内閣府官房審議官の江崎禎英氏(60)と産業カウンセラーの和田玲子氏(64)が名乗りを上げており、両者による一騎打ちとなりそうだ。

 千葉(3月16日投開票)は熊谷俊人知事(46)が24年12月に再選出馬を表明。福岡(3月23日投開票)も服部誠太郎知事(70)が記者会見で再選を目指す意向を明らかにした。

 秋田(4月6日投開票)は佐竹敬久知事(77)が不出馬を表明し、元県議の鈴木健太氏(49)と元副知事の猿田和三氏(61)の2新人が立候補する見込み。16年ぶりの新人同士の争いで、事実上の保守分裂選挙となる見通しだ。

 三重(9月12日任期満了)は、一見勝之知事(61)が再選出馬するとみられる。茨城(9月25日任期満了)では大井川和彦知事(60)の3選出馬が有力視される。

 宮城(11月20日任期満了)は、全国知事会長を務める村井嘉浩知事(64)の動向が焦点。6選出馬への具体的な態度は明らかにしておらず、各党も目立った動きはない。広島(11月28日任期満了)も立候補を表明した人はいない。

 ◇千葉市、現職が再選表明

 政令市のうち、知事選と同日選になる千葉(3月16日投開票)は現職の神谷俊一市長(51)が再選出馬する意向を示した。共産が対抗馬を擁立する方向で調整している。

 さいたま(5月25日投開票)、仙台(8月21日任期満了)、横浜(8月29日任期満了)、岡山(10月8日任期満了)、川崎(11月18日任期満了)、神戸(11月19日任期満了)はいずれも現職が態度を明らかにしていない。

 県庁所在市では、秋田(4月6日投開票)で穂積志市長(67)が5選を目指して立候補。選挙戦になる見込みだが構図は固まっていない。4月20日投開票の富山、松江ではいずれも現職が出馬を表明。奈良(7月30日任期満了)、佐賀(10月22日任期満了)、長野(11月10日任期満了)、山口(11月12日任期満了)、福島(12月7日任期満了)は出馬に向けた目立った動きはなく、現職の対応が焦点だ。 

[時事通信社]

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