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ウォール街のボーナス平均、今年は大幅減覚悟も 新型コロナ直撃

ロイター / 2020年3月25日 1時27分

米ウォール街の2019年の平均賞与は16万4100ドルと、前年から3%増えたものの、今年は一転、新型コロナウイルスの影響で大幅な落ち込みも覚悟しなければならないようだ。13日撮影(2020年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 24日 ロイター/IFR] - 米ウォール街の2019年の平均賞与は16万4100ドルと、前年から3%増えたものの、今年は一転、新型コロナウイルスの影響で大幅な落ち込みも覚悟しなければならないようだ。

ニューヨーク州のトマス・ディナポリ会計監査官は「昨年の証券業界は好調だったが、今年は新型コロナが金融市場や世界経済に深刻な打撃を及ぼしており、業界の収益は大幅に減少する見込みだ」と述べた。

過去の例を見ると、米同時多発テロが発生した01年の平均賞与は33%、また、金融危機に見舞われた08年の平均賞与は47%、それぞれ落ち込んだ。

ニューヨーク州では、事業者の全従業員に在宅勤務が命じられているが、金融サービス業に従事する人は業務に支障が出ないよう出勤が許可されている。それでもニューヨーク証券取引所(NYSE)の取引フロアは閉鎖されており、関係者の大半は在宅勤務を行っているという。

ディナポリ氏は「証券業はニューヨークの州や市の経済にとって税収や雇用創出の源であって欠かすことができない。したがって州や市は新型コロナが財政に及ぼす深刻な打撃に備える必要がある」と警告した。

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