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豪経済に回復の兆し、企業・家計支援で柔軟性なお必要=金融当局

ロイター / 2020年6月24日 10時2分

 6月24日、オーストラリアの主要金融規制当局で構成する金融規制協議会(CFR)は、豪経済が新型コロナウイルス感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)の影響から回復しつつある兆候が見られると指摘した。写真は2018年5月、シドニー市内の建設現場で撮影(2020年 ロイター/David Gray)

[シドニー 24日 ロイター] - オーストラリアの主要金融規制当局で構成する金融規制協議会(CFR)は、豪経済が新型コロナウイルス感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)の影響から回復しつつある兆候が見られると指摘した。ただ、危機の局面を通して企業や家計を支援するため政策面で引き続き柔軟性が求められるとの見解を示した。

CFRは銀行に対し、景気低迷期を通して融資を継続するため、好調な局面で積み上げた余剰資本を活用するよう求めた。

借り手に対する一時的な融資返済猶予など支援策の多くは9月で終了する見通しとなっており、CFRは銀行、規制当局、政府が「柔軟性」を示して景気回復を支える必要があると強調した。

CFRは豪健全性規制庁(APRA)、豪証券投資委員会(ASIC)、豪財務省、豪準備銀行(中央銀行)で構成する。

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