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ECB、独連邦裁の違憲判断で重要資料提出に同意=関係筋

ロイター / 2020年6月25日 5時21分

ドイツ連邦憲法裁判所が欧州中央銀行(ECB)の量的緩和政策を一部違憲と判断し、ECBに政策の必要性を証明するよう求めたことを受け、ECBは24日、ドイツ当局へ重要資料を提出することに同意した。フランクフルトで1月撮影(2019年 ロイター/Ralph Orlowski)

[フランクフルト 24日 ロイター] - ドイツ連邦憲法裁判所が欧州中央銀行(ECB)の量的緩和政策を一部違憲と判断し、ECBに政策の必要性を証明するよう求めたことを受け、ECBは24日、ドイツ当局へ重要資料を提出することに同意した。複数の関係者の証言で分かった。

それによると、ECBは独連銀のバイトマン総裁が政府や議会に説明できるよう、政策決定に関する資料の提出を決めた。資料は公表されていないものの、その多くが欧州司法裁判所(ECJ)に提出済みという。

ドイツの政府や議会は、ECBの資料を精査した上で政策の妥当性を判断する見通し。

ECBの報道官からコメントは得られていない。

ECBのデギンドス副総裁は22日付の独シュピーゲル誌で、ECBは問題を解決するために独連銀に必要な情報を提供する用意があり、ECBの独立性を脅かさない範囲でドイツの機関に協力したいと表明。またドイツのショルツ財務相は、この問題が近く解決するとの見通しを示した。

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