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新型コロナ感染者、米州が世界の半分占める 依然増加=WHO幹部

ロイター / 2020年6月25日 7時18分

 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)のエティエンヌ事務局長(写真)は6月24日、世界の新型コロナウイルス感染者のうち半数近くが米州で確認されており、その数は増加を続けていると警鐘を鳴らした。2016年2月撮影(2020年 ロイター/Andres Stapff/File Photo)

[ブラジリア 24日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)のエティエンヌ事務局長は24日、世界の新型コロナウイルス感染者のうち半数近くが米州で確認されており、その数は増加を続けていると警鐘を鳴らした。

同氏はオンライン会見で、23日時点で米州の新型コロナ感染者は450万人を超え、死者は22万6000人に上っていると指摘した。

中南米とカリブ海地域だけで、感染者数は1カ月前の69万人から200万人へと3倍に増加。中米と南米では広い範囲で感染が拡大しており、ブラジルは前週末に感染者数が100万人を超えた。

PAHOの感染症担当責任者マルコス・エスピナル氏はブラジルについて、過去数週間に検査を拡大したものの、まだ十分ではないとした。「100万人当たりの検査件数は依然として1万件を下回っており、増やす必要がある」と述べた。

エティエンヌ氏は、米州の人々は現実的に新型コロナとともに生きる新しい生活様式に適用する必要があるとし、「効果的な治療法やワクチンの普及が実現していない中、米州では向こう2年にわたり新型コロナの流行を繰り返すと予想される。合間に感染が落ち着く期間もあるかもしれない」と語った。

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