ベラルーシ当局、反政権派2人逮捕 ノーベル文学賞作家を事情聴取
ロイター / 2020年8月25日 4時2分
大規模な反政権デモが続いている旧ソ連のベラルーシで、当局は24日、反政権派が政権移行に向け設立した「調整評議会」の主要メンバー2人を逮捕した。写真はミンスクの反政府デモ(2020年 ロイター/VASILY FEDOSENKO)
[ミンスク/モスクワ 24日 ロイター] - 大規模な反政権デモが続いている旧ソ連のベラルーシで、当局は24日、反政権派が政権移行に向け設立した「調整評議会」の主要メンバー2人を逮捕するとともに、調整評議会のメンバーであるノーベル文学賞作家、スベトラーナ・アレクシエービッチ氏を事情聴取した。
ベラルーシ政府は、同評議会の設立は権力掌握に向けた違法な試みとし、刑事捜査に着手。調整評議会の広報担当者よると、アレクシエービッチ氏は調整評議会による刑事事件に関連して事情聴取に呼ばれた。
こうした中、ロシアのプーチン大統領はベラルーシのルカシェンコ大統領と電話会談を行い、ベラルーシ情勢などについて協議した。
大規模な反政権デモが続く中、複数の銀行筋はロイターに対し、国内でベラルーシルーブルを売る動きが加速し、多くの銀行で外貨が枯渇していると指摘。両替所ではほぼ常に行列が見られている。
ベラルーシ中央銀行の理事会メンバー、ドミートリー・ムーリン氏はロイターに対し、いかなる外貨不足も「テクニカル」なもので、銀行の外貨流動性問題は発生していないと指摘。ただバンク・オブ・アメリカ・グローバル・リサーチのEMEAクロスアセット戦略部門責任者、デビッド・ハウナー氏は「外貨が著しく不足しているのは明らかだ。ベラルーシには、こうした混乱が長期化する事態に対する備えはあまりなかった」と述べた。
この日の外国為替市場でベラルーシルーブルは対ドルと対ユーロ
この記事に関連するニュース
-
韓国検察、大統領警護処で大統領妻を聴取
KOREA WAVE / 2024年7月22日 6時52分
-
アングル:ネットでの「さらし」や懲戒処分、米大学生が直面するガザ抗議の代償
ロイター / 2024年7月19日 18時58分
-
イランがイスラエルを強く敵視する理由は何か 今後10年、イランに起こりうる3つのシナリオ
東洋経済オンライン / 2024年7月14日 9時0分
-
ニュース裏表 峯村健司 中国「反スパイ法」新規定、空港や路上で「個人スマホ検査」強化 日本政府は緩すぎる!台湾は「渡航危険レベル」引き上げ
zakzak by夕刊フジ / 2024年7月13日 10時0分
-
「侵攻の引き金」を引いたウクライナの"失策" 対立の根底には2つの「ロシア人像」がある
東洋経済オンライン / 2024年6月25日 20時0分
ランキング
-
1米民主重鎮、決断を称賛=ハリス氏支持で対応分かれる―バイデン氏撤退
時事通信 / 2024年7月22日 9時50分
-
2パリ五輪、4355人を「脅威」として排除 仏内相明かす、大会の治安対策で
産経ニュース / 2024年7月22日 11時27分
-
3北朝鮮エリートの脱北ラッシュ、なぜ外交官なのか…海外生活で「目覚めた」
KOREA WAVE / 2024年7月22日 16時30分
-
4バイデン氏の撤退決断、米主要紙が評価 「勇気ある選択」「米国の最良の利益」
産経ニュース / 2024年7月22日 19時34分
-
5バイデン氏大統領選からの“撤退表明” トランプ氏「いんちきジョーは最悪の大統領」とSNS投稿
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月22日 11時43分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)