英アーム、親会社ソフトバンクＧへのソフト事業移管を中止

８月２４日、ソフトバンクグループ傘下で半導体設計を手掛ける英アームは、２つのソフトウエア事業をソフトバンクグループに移管する計画を中止したと明らかにした。写真はソフトバンクのロゴ。都内で２０１５年５月撮影（２０２０年　ロイター/Toru Hanai）

［２４日　ロイター］ - ソフトバンクグループ<9984.T>傘下で半導体設計を手掛ける英アームは２４日、２つのソフトウエア事業をソフトバンクグループに移管する計画を中止したと明らかにした。

アームは７月、中核の半導体事業に専念するため、ＩｏＴサービスグループ内にある２部門を９月までにソフトバンクグループに移管する計画を発表していた。

アームは２４日、同２部門を会計構造を切り離した形で維持することを選択したと説明した。

ソフトバンクはコメントを差し控えた。

ソフトバンクグループは２０１６年に３２０億ドルでアームを買収した。