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ロシア当局、対グーグルで行政手続き開始 禁止コンテンツ未削除で

ロイター / 2020年11月24日 12時25分

 ロシアの情報通信監督当局である連邦通信・IT・マスメディア監督当局(ロスコムナドゾル)は23日、米IT大手グーグルが検索エンジンから禁止コンテンツを削除しなかったとして、「行政手続き」を開始したと発表した。写真は米カリフォルニア州のグーグルのオフィス施設で7月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)

[モスクワ 23日 ロイター] - ロシアの情報通信監督当局である連邦通信・IT・マスメディア監督当局(ロスコムナドゾル)は23日、米IT大手グーグルが検索エンジンから禁止コンテンツを削除しなかったとして、「行政手続き」を開始したと発表した。訴訟や最大500万ルーブル(約6万5670ドル)の罰金につながる可能性がある。

ロスコムナドゾルが「危険」とするコンテンツの最大30%をグーグルが削除しなかったとしている。その一部には過激主義的、わいせつ、自殺に関連した内容が含まれていたという。

グーグルのロシア事業はこの件に関するコメント要請に応じなかった。

ロシアの裁判所は8月に、グーグルが同国で禁止されているコンテンツをブロックしなかったとして、同社に150万ルーブルの罰金支払いを命じている。

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