中国の満幇、資金調達で企業価値120億ドル ソフトバンクG主導
ロイター / 2020年11月24日 17時14分
中国でトラック配車サービスを手掛けるスタートアップ企業、満幇集団(フル・トラック・アライアンス)は、ソフトバンクグループのビジョン・ファンドなどが主導した新たな資金調達で17億ドルを獲得したことを受け、企業価値が約120億ドルに達した。写真はコンテナを運ぶトラック。天津で2019年撮影。(2020年 ロイター/Yilei Sun/File Photo)
[香港 24日 ロイター] - 中国でトラック配車サービスを手掛けるスタートアップ企業、満幇集団(フル・トラック・アライアンス)は、ソフトバンクグループのビジョン・ファンドなどが主導した新たな資金調達で17億ドルを獲得したことを受け、企業価値が約120億ドルに達した。事情に詳しい関係筋2人が明らかにした。
この関係筋2人によると、満幇は来年にも海外での新規株式公開(IPO)を計画している。関係筋のうち1人は、上場先はニューヨークとなる公算が大きいと付け加えた。
満幇は24日、資金調達が完了したと発表。主導したのはビジョン・ファンドのほか、セコイア・キャピタル、ペルミラ、フィデリティ。
2017年の合併で誕生した満幇は、荷主とトラック運転手をマッチングさせるサービスを展開しており、中国の「トラック版ウーバー」と呼ばれている。プラットフォーム上では1000万人以上のトラック運転手が登録しているほか、500万以上のトラックオーナーを抱えている。
同社によると、オールスターズ・インベストメント、GGVキャピタル、ヒルハウス・キャピタル・グループ、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、雲峰基金など既存の出資者も今回の資金調達に参加したという。
ロイターは満幇集団に企業価値やIPO計画についてコメントを求めたが、今のところ回答を得られていない。
満幇は調達資金を技術、サービス、ビジネスモデルのイノベーションに充てる方針だ。
満幇の資金調達で企業価値が約120億ドルに達したとのニュースはブルームバーグ・ニュースが先に報じていた。
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