ロシアのコロナワクチンは20ドル以下、欧米製より安価
ロイター / 2020年11月25日 1時6分
ロシアの国立ガマレヤ研究所が開発している新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の接種費用が1人当たり20ドルを下回ることが、開発関係者の話で24日分かった。トヴェリで10月撮影(2020年 ロイター/TATYANA MAKEYEVA)
[モスクワ 24日 ロイター] - ロシアの国立ガマレヤ研究所が開発している新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の接種費用が1人当たり20ドルを下回ることが、開発関係者の話で24日分かった。
スプートニクVは2回の接種が必要で、同ワクチンの公式ツイッターアカウントによると、1回の接種費用は10ドルを下回る。
これまでに有効な結果が示されたワクチンの1回当たりの費用は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発するものが15.5ユーロ、英アストラゼネカが英オックスフォード大学と共同開発するものが約2.5ユーロ。
ロシア直接投資基金(RDIR)のキリル・ドミトリエフ総裁は記者会見で「第3相臨床試験(治験)で90%を超える有効率が確認されたワクチンの中で、スプートニクVが最も安価に接種できる」と述べた。
スプートニクVの第3相治験は現在、モスクワの29の医療機関で実施中。計4万人を対象に実施されている。
RDIFとガマレヤ研究所はこの日、同ワクチンの有効率が接種から28日目で91.4%、42日目で95%を超えたと明らかにした。ドミトリエフ総裁によると、この結果に関する論文は12月に主要な科学誌に掲載される。
スプートニクVの接種はロシア国民は無料。ロシア大統領府によると、プーチン大統領はまだ接種を受けていない。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1米副大統領候補のバンス氏、台湾へのパトリオット供与遅れを批判「ウクライナのせい」
産経ニュース / 2024年7月17日 14時38分
-
2韓国でLINEユーザーが急増した理由 日本への反発?
ニューズウィーク日本版 / 2024年7月17日 15時55分
-
3ウクライナ侵略開始後、動員や弾圧避けるためロシアから65万人流出か…露独立系メディア集計
読売新聞 / 2024年7月17日 18時23分
-
4血まみれで逃げる患者…「一線超えた」ウクライナの小児病院医師、露のミサイル攻撃を非難
産経ニュース / 2024年7月17日 15時32分
-
5トランプ氏は「神の手に守られた救世主」 暗殺未遂、個人崇拝に拍車
AFPBB News / 2024年7月17日 16時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)