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英国内の貨幣需要が増加、緊急時の備えなどで=中銀

ロイター / 2020年11月25日 2時18分

イングランド銀行(英中央銀行)は24日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降、政府が非接触型の支払いを推奨したことを背景に現金の使用が低下しているにもかかわらず、国内の貨幣需要が増加していると発表した。マンチェスターで2018年9月撮影(2020年 ロイター/PHIL NOBLE)

[ロンドン 24日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は24日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降、政府が非接触型の支払いを推奨したことを背景に現金の使用が低下しているにもかかわらず、国内の貨幣需要が増加していると発表した。

発表によると、バーやレストランなどでの現金使用の機会が減少したほか、緊急時の備えとして国民が通常よりも多くの現金を保有している可能性があるという。

また、将来的な支払い方法の変化は、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)措置などに一部左右されると指摘。「代替の決済手段の採用に対する障害は新型コロナによってすでに永久に取り除かれているかもしれない。そのため、過去の現金の傾向が将来の傾向を正確に予測する可能性は低い」とした。

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