日経平均は続伸、個人投資家中心の個別物色が活発
ロイター / 2020年12月24日 15時34分
A passerby wearing a protective mask is silhouetted in front of a screen of blank prices on a stock quotation board after Tokyo Stock Exchange temporarily suspended all trading due to system problems, amid the coronavirus disease (COVID-19) pandemic, in Tokyo, Japan October 1, 2020. REUTERS/Issei Kato - RC2M9J90EYV8
[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。クリスマス休暇を控えた海外投資家の参加が少なく薄商いの中、個人投資家を中心とした個別物色が活発に行われた。ただ、上値を追うような勢いはなく、狭いレンジの範囲でもみあう展開となった。
きょうの日経平均は朝方から堅調にスタートし、一時240円を超えるプラスとなった。その後は利益確定も出始め上げ幅は縮小し、後場は方向感のない値動きが続いた。
TOPIXは0.51%高で取引を終了。東証1部の売買代金は1兆6122億円と薄商いだった。東証33業種中、鉱業、鉄鋼、非鉄金属、銀行業など31業種は値上がり。半面、情報・通信業、医薬品の2業種は値下がりした。
市場からは「毎年12月半ば以降はクリスマス休暇に入る海外投資家の動きが鈍くなり、日経平均は年末にかけて方向感のない展開が続くことが多い。今年はワクチンのニュースなど材料はあったものの、それでもきょうは動意に乏しい展開となった」(SMBC信託銀行 投資調査部長・山口真弘氏)との声が聞かれた。
相場全体を動かすような材料は少ないが、「政府による環境関連の政策が伝えられるなど、ニュースがある分野で個別物色の動きが広がっている」(山口氏)といい、重工株や非鉄金属株は堅調に推移した。
個別では、イオンが年初来高値を更新。前日に21年2月期の連結業績予想の上方修正を発表したことが好感された。営業収益は8兆5000億円(従来予想は8兆円─8兆4000億円)、営業利益は1200億円─1500億円(従来500億円─1000億円)となる見込みだという。
東証1部の騰落数は、値上がり1468銘柄に対し、値下がりが615銘柄、変わらずが104銘柄だった。
日経平均
終値 26668.35 +143.56
寄り付き 26635.11
安値/高値 26,605.26─26,764.53
TOPIX
終値 1774.27 +9.06
寄り付き 1774.23
安値/高値 1,770.81─1,783.21
東証出来高(万株) 87840
東証売買代金(億円) 16122.63
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