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高齢者向けワクチン接種、4月26日の週から本格化=河野担当相

ロイター / 2021年2月24日 21時35分

 2月24日 河野太郎行政改革担当相は約3600万人いる高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種について、4月12日に開始してからしばらくは数が限られるとの見通しを示した。写真は河野氏。2月16日、東京で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 24日 ロイター] - 河野太郎行政改革担当相は24日夜、約3600万人いる高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種について、4月12日に開始してからしばらくは数が限られるとの見通しを示した。米ファイザー社製ワクチンの供給に制約があるためで、すべての市区町村に発送し、高齢者向け接種が本格化するのは4月26日の週からと語った。

政府はこれまで、4月1日以降に高齢者向け接種を開始すると説明。今回初めて具体的なスケジュールを公表した。医療従事者470万人への接種は2月17日から始めている。

河野担当相によると、4月5日の週に全都道府県に5万人が2回接種できる分を送付する。さらに4月12日の週と19日の週に同25万人分を送付する。数が限られるため、どう配分するかは各自治体に任せる。すべての市区町村に配送が始まるのは4月26日の週から。その際の発送量は「確定したときに正確に話したい」として明言を避けた。

高齢者への接種に要する期間については、ワクチン供給に応じて徐々に進むと説明。河野氏は「4月からファイザーの生産量が増えると理解している。ファイザーに対し5月、6月の生産予定分を4月に回せないか交渉中」と語った。

その上で「不確定要素はファイザーの生産体制と欧州連合(EU)の輸出承認」として、「今日申し上げた数量を出せないこともある。その場合責任はすべて私にある」と述べた。

ファイザー製ワクチンを無駄なく接種するには、一瓶から6回接種可能な特殊な注射器が必要だが、その確保状況は答えなかった。

*内容を追加しました。

(竹本能文 編集:久保信博)

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