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FBとグーグルのCEO、通信品位法改正巡り米下院公聴会で証言へ

ロイター / 2021年3月25日 8時24分

 3月24日、ユーザーの投稿に関するソーシャルメディア企業の免責を認めている米通信品位法230条の改正を巡り、フェイスブックのザッカーバーグCEOとグーグルのピチャイCEO(写真)が議会公聴会で証言するために準備した発言の内容が明らかになった。写真はダボスで昨年1月撮影(2021年 ロイター/Denis Balibouse)

[ワシントン 24日 ロイター] - ユーザーの投稿に関するソーシャルメディア企業の免責を認めている米通信品位法230条の改正を巡り、フェイスブック(FB)のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)とグーグルのピチャイCEOが議会公聴会で証言するために準備した発言の内容が24日、明らかになった。

民主党議員の間では、新型コロナウイルスのパンデミックや大統領選の期間中に偽情報が拡散した事態への懸念が広がっており、この問題に対応する公聴会が下院エネルギー・商業委員会で25日に開かれる。プラットフォーム企業の責任範囲についても改めて議論される。

ザッカーバーグ氏は、議員側から通信品位法230条の改正要求が出ていることを認めた上で、FBとしては当然有害なコンテンツの削除に最大限の努力を払うものの、厳しい監視の目をすり抜けたコンテンツについては、引き続き免責されるべきだとの意見を述べる見通しだ。

これに対してピチャイ氏は、ザッカーバーグ氏のようにプラットフォーム企業に最大限のコンテンツ監視努力を義務付ける案は提唱していない。

ピチャイ氏は、通信品位法230条がなくなればプラットフォーム企業はコンテンツの過剰規制もしくは規制ゼロのどちらかになると警告。コンテンツがいつ削除されたかを明示し、そうした決定に異議を申し立てられる仕組みを設けるなど、透明で受け入れられやすいコンテンツ規制を確立するよう提案する。

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