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中国と東ティモールが包括的戦略パートナーシップ協定を締結

ロイター / 2023年9月25日 8時23分

 中国と東ティモールは二国間関係を強化し、包括的な戦略的パートナーシップ協定を新たに締結した。写真中央は東ティモールのグスマン首相。ジャカルタで5日に開催されたASEANサミットで代表撮影(2023年 ロイター)

[北京 23日 ロイター] - 中国と東ティモールは二国間関係を強化し、包括的な戦略的パートナーシップ協定を新たに締結した。習近平国家主席が掲げる巨大経済圏構想「一帯一路」の下で協力を進めることに合意し、インフラ投資などにつながる可能性もある。

中国の杭州市を訪れた東ティモールのグスマン首相が習氏と会談して今回の協定がまとまったと中国外務省が23日に発表した。

習氏は「両国が相互支援を拡大し、国際的な協調を強めることになる」と述べた。

東ティモールのラモスホルタ大統領は昨年、エネルギーや農業、インフラ整備といった分野で中国との関係をより密接化させたい考えを表明。米国との関係も引き続き大事にしたいが、東ティモールは米中の対立関係に影響を受けることはないとくぎを刺していた。

中国中央テレビが伝えた共同宣言で、中国は東ティモールに経済や社会開発に関する支援を提供するとしている。また両国はハイレベルの軍事交流、二国間投資の拡大などでも合意し、石油と天然ガスの共同探査実現の可能性も模索する。

東ティモールは、長年停滞してきた沖合の天然ガス開発プロジェクトについて今後開発を加速させ、2030年ごろに生産を開始することを目指している。

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