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米共和党強硬派、つなぎ予算になお抵抗 政府閉鎖回避見通せず

ロイター / 2023年9月25日 8時40分

 9月30日の現行予算期限が迫る中、つなぎ予算可決に向けて下院共和党指導部は党内の保守強硬派に働きかけを強めているが、まだ足並みがそろっておらず、政府機関が一部閉鎖に陥るリスクがくすぶり続ける。写真中央は下院共和党を率いるマッカーシー議長。ワシントンで18日撮影(2023年 ロイター/Evelyn Hockstein)

Richard Cowan Sarah N. Lynch

[ワシントン 24日 ロイター] - 9月30日の現行予算期限が迫る中、つなぎ予算可決に向けて下院共和党指導部は党内の保守強硬派に働きかけを強めているが、まだ足並みがそろっておらず、政府機関が一部閉鎖に陥るリスクがくすぶり続ける。

下院共和党を率いるマッカーシー議長は今週、10月1日からの新会計年度本予算に関する12本の歳出法案のうち、国防や国土安全保障など4つの大型法案をまず可決させて保守強硬派に十分な前進を遂げたとアピールし、つなぎ予算への支持を取り付けたい考え。

共和党のマイク・ターナー下院情報特別委員長は米ABCの番組で「造反者」は党が支持する歳出法案の可決を妨害する一方で超党派の法案も受け入れを拒否していると批判。政府閉鎖を回避するために「共和党員は党の法案に賛成票を投じる必要がある」と訴えた。

一方、造反者の一人であるティム・バーチェット下院議員はCNNの番組で、これまでつなぎ予算に賛成票を投じたことは一度もなく、今回も賛成しないと語った。マッカーシー氏が民主党の支持を得て法案を下院で通過させることがあれば議長解任への動きを真剣に検討すると強調した。

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