アルメニア・アゼル外相がイランで協議
ロイター / 2023年10月24日 10時46分
アルメニアとアゼルバイジャンの外相は23日、イランの首都テヘランで協議を開いた。係争地ナゴルノカラバフをアゼルバイジャンが攻撃して支配を固めて以降初の協議で、主催国イラン、ロシア、アゼルバイジャンと同盟関係にあるトルコの外相も出席した。写真は、ナゴルノカラバフ地域の衛星画像。2023年9月29日に撮影。(2023年 ロイター/Maxar Technologies/Handout via REUTERS )
[23日 ロイター] - アルメニアとアゼルバイジャンの外相は23日、イランの首都テヘランで協議を開いた。係争地ナゴルノカラバフをアゼルバイジャンが攻撃して支配を固めて以降初の協議で、主催国イラン、ロシア、アゼルバイジャンと同盟関係にあるトルコの外相も出席した。
タス通信によると、ロシアのラブロフ外相は、ナゴルノカラバフがアゼルバイジャンに属しているとの見解で双方が一致しているため、紛争はおおむね解決しているとの認識を示し、和平合意や国境画定など実際の手続きがまだ残っていると述べた。
外相らは共同声明を出し、地域の国々について領土の一体性を尊重することで参加国が合意したと表明した。
イランのアブドラヒアン外相は「部外者」が入ると問題が解決するどころかさらに複雑化すると指摘。米国や欧州連合(EU)が念頭にあるとみられる。
トルコのフィダン外相は、X(旧ツイッター)への投稿で、今回の協議によって「正常化と和平プロセスに弾み」がつくことを望んでいると述べた。
ナゴルノカラバフは国際的にアゼルバイジャン領と認められてきたが、ソ連崩壊後はアルメニア系住民が多数派を占めてきた。
アゼルバイジャンが9月にナゴルノカラバフを攻撃し、優位を固めて以降、アルメニア系住民約12万人の大半が避難している。
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