米のＡＩ半導体輸出規制が23日に発効、予定前倒し＝エヌビディア

米手エヌビディアは、米政府による高度なＡＩ用半導体の中国向け輸出規制について、当局が予定を前倒しして２３日から実施したと発表した。１０月１８日、台北で撮影（２０２３年　ロイター/Ann Wang）

[２４日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアは２４日、米政府による高度な人工知能（ＡＩ）用半導体の中国向け輸出規制について、当局が予定を前倒しして２３日から実施したと発表した。

当初は、バイデン政権が輸出規制の拡大を発表した１０月１７日から３０日後に発動されることになっていた。

エヌビディアによると、これによる業績への影響は短期的にはない見通し。政府が時期を早めた理由については言及しなかった。

同じく規制の影響を受けるアドバンスト・マイクロ・デバイシズ（ＡＭＤ）のコメントは得られていない。米商務省はコメントを避けた。

この措置は、中国政府が軍事強化のために米国の最先端技術を入手するのを阻止することなどを目的としている。