コカ・コーラ、2度目の通年予想上方修正 値上げと需要好調で

米飲料大手コカ・コーラは、通年の売上高と利益見通しを引き上げた。２０１７年、米カリフォルニア州で撮影（２０２３年　ロイター/Mike Blake/File Photo）

Ananya Mariam Rajesh

[２４日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラは２４日、通年の売上高と利益見通しを引き上げた。業績予想の上方修正は今年２度目となる。

消費者の旺盛な需要と値上げが寄与し、第３・四半期の業績も予想を上回った。株価は取引開始直後に３％上昇した。

同社は通年の既存事業売上高の伸び率を１０─１１％とした。従来予想は８─９％増だった。

また、通年のコア１株当たり利益も７─８％増になると予想。従来予想の５─６％増から引き上げた。

第３・四半期の平均販売価格は９％上昇し、全体の販売量は２％増加した。

第３・四半期の順売上高は１１９億１０００万ドルと、ＬＳＥＧがまとめたアナリスト予想の１１４億４０００万ドルを上回った。調整後の１株当たり利益も０．７４ドルと、アナリスト予想の０．６９ドルを上回った。