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米下院議長選、3人目候補エマー氏も撤退 共和内紛でまた振り出し

ロイター / 2023年10月25日 8時21分

米下院共和党ナンバー3のトム・エマー議員が下院議長候補者として指名された。24日、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 24日 ロイター] - 米下院共和党ナンバー3で次期下院議長候補に指名されていたエマー院内幹事(62)が24日、議長選から撤退した。3週間以上にわたり議会の機能不全を招いている党内対立が収まる兆しは見られない。

議員らによると、エマー氏は同日、5回にわたる投票の結果、候補に指名されたものの、下院本会議での承認に必要な217票には少なくとも20票足りないもようだった。指名を受けてからわずか数時間での撤退となり、下院議長選出は再び振り出しに戻ることになる。

今月3日に下院議長を解任されたマッカーシー氏の後任選びから撤退した党候補はスティーブ・スカリス氏、ジム・ジョーダン氏に続き3人目。

エマー氏に反対票を投じたジム・バンクス下院議員は「エマー氏は保守派ではない」とし「別の候補者が見つかることを願っている」と述べた。

トランプ氏はソーシャルメディアで、エマー氏の下院議長就任を支持することは「悲劇的な誤り」などとして反対を呼びかけていた。

24日の投票でいずれも敗退したケビン・ハーン、マイク・ジョンソン両議員はエマー氏の撤退を受け、改めて立候補を表明した。バイロン・ドナルズ氏、チャック・フライシュマン氏、マーク・グリーン氏、ロジャー・ウィリアムズ氏も名乗りを上げている。

議員らによると、同日夜に候補者の意見を聞く会合を再び開く見通し。

民主党は、下院が機能できるよう候補者選びで妥協に応じる用意があるとしている。一方、共和党議員の多くは、民主党の支持を受けるような候補は支持しないと述べている。

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