イスラエル格付け見通し「ネガティブ」に、紛争拡大懸念=S&P
ロイター / 2023年10月25日 7時31分
[24日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバルは24日、イスラエルの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。イスラム組織ハマスとの紛争がより広範囲に拡大し、国内の経済や治安状況により顕著な影響を及ぼす可能性があることが理由。
S&Pは発表文で「現在のところ、紛争は(パレスチナ自治区)ガザに集中している状況が続き、3─6カ月で収束すると想定している」とした。
紛争が解決し、イスラエルの経済と財政に長期的な打撃を与えることなく、地域的・国内的な安全保障上のリスクが軽減された場合、見通しを「安定的」に修正する可能性があるという。
国際的な支援により、イスラエルへのマクロ経済的な悪影響が一部緩和される可能性があるとも指摘した。
長期および短期の外貨・現地通貨建てソブリン債格付けは「AAマイナス/A─1プラス」に据え置いた。
同業フィッチは先週、イスラエルのソブリン債格付け「Aプラス」を「ネガティブウォッチ」に指定。ハマスとの衝突が大幅にエスカレートすれば、格付けにマイナスの影響が及ぶ恐れがあるとした。
この記事に関連するニュース
-
日本の格付け当面安定、利上げの影響は注視=S&Pマネージングディレクター
ロイター / 2024年12月24日 11時38分
-
12月ロイター企業調査:トランプ次期米政権、約8割が関税を警戒 現行戦略は維持
ロイター / 2024年12月12日 10時0分
-
信用格付け機関「トランプ次期米国大統領就任」に警報…フィリピン経済「成長鈍化」を懸念
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年12月2日 7時15分
-
S&P、フランスの格付けを「AA-」に据え置き
ロイター / 2024年11月30日 11時5分
-
ムーディーズ、サウジ格付けを引き上げ 脱石油依存政策を評価
ロイター / 2024年11月25日 13時30分
ランキング
-
1北九州発の「資さんうどん」が関東に上陸、「全国進出」で何を狙う?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月24日 14時3分
-
2焦点:日鉄、買収不成功なら戦略に狂い 米国で次の機会模索か
ロイター / 2024年12月24日 16時14分
-
3東大志望の彼「クリスマスに筆箱」でキレた深い訳 親御さんに知ってほしい「受験生へのNG行動」
東洋経済オンライン / 2024年12月24日 7時50分
-
4船の浸水隠しから“最悪の結末” JR九州「日韓航路」から撤退へ 異形の新造船「クイーンビートル」はどうなる?
乗りものニュース / 2024年12月24日 7時12分
-
5石破政権では日本経済は2025年も復活できない 経済成長を阻害している勢力が誰なのかは明白
東洋経済オンライン / 2024年12月24日 20時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください