訂正米海軍、中国とのコミュニケーション改善に期待＝高官

　１１月２４日、米海軍作戦部の高官、リサ・フランケッティ氏は、地域の緊張が高まる中、中国とのコミュニケーション改善を米海軍は期待しているが、さらなる取り組みが必要だと述べた。写真はボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで１月撮影（２０２３年　ロイター／Dado Ruvic）

(英文の訂正により、２段落目の「ソウル」を「釜山」に訂正します。)

Greg Torode

[香港 ２４日 ロイター] - 米海軍作戦部の高官、リサ・フランケッティ氏は２４日、地域の緊張が高まる中、中国とのコミュニケーション改善を米海軍は期待しているが、さらなる取り組みが必要だと述べた。

フランケッティ氏は訪問先の釜山（訂正）で会見し、衝突につながりかねない「誤解や誤算」を避けるためには、両軍の間にオープンなコミュニケーションラインを維持することが不可欠だと説明。

緊急時に使う専用回線（ホットライン）の再開に中国が合意したことについて「非常に期待が高まっており、発表を歓迎している」と述べた。

中国の軍事的進歩、特に潜水艦について繰り返し質問されたフランケッティ氏は、たとえ中国が能力を高め続けているとしても米海軍の優位を確信していると回答。同盟国やパートナーとの緊密な作戦を継続するとし、「それこそわれわれの戦略的優位性であり、中国にはないものだ」と述べた。

緊密な統合、計画、演習を通じ、「中国や世界中の潜在的な敵対勢力を抑止し続ける」と語った。