アダムズ米ＮＹ市長を提訴、30年前の性的暴行で女性が賠償請求

米ニューヨーク市長のエリック・アダムズ氏（写真）から１９９３年に性的暴行を受けたとして、女性が２３日、ニューヨーク州裁判所に提訴した。資料写真、１０月、コロンビアのボゴタで撮影（２０２３年　ロイター／Luisa Gonzalez）

[２３日 ロイター] - 米ニューヨーク市長のエリック・アダムズ氏から１９９３年に性的暴行を受けたとして、女性が２３日、ニューヨーク州裁判所に提訴した。両者がニューヨーク市に勤務していた当時に起きたとしている。

アダムズ氏の報道官は疑惑を否定。女性と面識はなく、会った覚えもないという。

具体的な行為などの詳細は不明だが、性的暴行のほかに性別による雇用差別などもあったという。提訴はニューヨーク市や市警なども相手取り、少なくとも５００万ドルの損害賠償を求めている。アダムズ氏は警官出身。

今回の訴えは、性的暴行行為などの時効が成立しても被害者が提訴できるよう定められた州法「アダルト・サバイバーズ法」に基づくもの。同法は近く１年間の期限が終了する。

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