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米総合PMI、11月は横ばい 雇用指数50割れ=S&Pグローバル調査

ロイター / 2023年11月25日 1時17分

米S&Pグローバルが24日発表した11月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.7と横ばいだった。ただ、雇用指数が3年半ぶりに50割れとなり、第4・四半期の景気減速予想と一致した。(2023年 ロイター/Charles Mostoller)

Lucia Mutikani

[ワシントン 24日 ロイター] - 米S&Pグローバルが24日発表した11月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.7と横ばいだった。ただ、雇用指数が3年半ぶりに50割れとなり、第4・四半期の景気減速予想と一致した。

製造業PMIは10月の50.0から49.4に低下。一方、サービス業PMIは前月の50.6から50.8に上昇した。

総合の新規受注指数は49.0から50.4に上昇。前月までは3カ月連続で低下していた。製造業の受注が停滞する一方、サービス業での上昇が寄与した。

雇用指数は49.7に低下。2020年6月以降で初めて50を下回った。10月は51.3だった。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのプリンシパルエコノミスト、シアン・ジョーンズ氏は声明で「人員削減は製造業以外にも広がっており、サービス業ではコスト削減のために11月に再び人員削減が行われた」と述べた。

投入価格指数は10月の57.3から55.7に低下し、2020年10月以来の低水準となった。エネルギー価格と原材料価格の下落に加え、一部の企業は人員削減がコスト圧力を緩和したと報告した。

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