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EUの化石燃料使用、40年までの気候目標達成なら8割減=草案

ロイター / 2024年1月24日 13時32分

欧州連合(EU)が策定中の気候変動目標では、2040年までに温室効果ガス排出量を90%削減すれば、化石燃料の使用が1990年比で80%減る見通しだ。ロイターが23日、欧州委員会の草案を確認した。写真はポーランドにある欧州最大の石炭火力発電所で2023年11月撮影(2024年 ロイター/Kacper Pempel)

Kate Abnett

[ブリュッセル 23日 ロイター] - 欧州連合(EU)が策定中の気候変動目標では、2040年までに温室効果ガス排出量を90%削減すれば、化石燃料の使用が1990年比で80%減る見通しだ。ロイターが23日、欧州委員会の草案を確認した。

EUは40年の気候変動目標の策定を進めている。排出量を30年までに55%削減し、50年までに実質ゼロを目指す現行目標のギャップを埋める形だ。

40年目標の草案では、電力部門は同年ごろまでに二酸化炭素(CO2)排出をほぼゼロにする必要があると指摘。そのために、再生可能エネルギーと原子力による発電を増やし、EUの電力の90%以上をこれらで賄うことを目指す。

また、エネルギー部門では、石炭の使用を段階的に廃止することを求める。この結果、EUで使われる化石燃料の60%は、自動車や船舶、航空機の燃料用の石油になる見通し。天然ガスの使用も建設部門などで続く見通しだが、具体的な数値は盛り込んでいない。

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