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台湾と断交のナウル、中国と国交回復 マーシャル諸島は関係維持

ロイター / 2024年1月24日 15時20分

中国と太平洋の島しょ国ナウルが24日、国交を回復した。中国国営メディアが報じた。写真は中国の王毅外相。ブラジリアで18日撮影。(2024年 ロイター/Ueslei Marcelino/File Photo)

Ryan Woo

[北京 24日 ロイター] - 中国と太平洋の島しょ国ナウルが24日、国交を回復した。中国国営メディアが報じた。中国の王毅外相とナウルのエニミア外相が北京で正式に文書に署名し、大使レベルの関係が即時再開された。

ナウルは台湾総統選から数日後の今月15日、台湾と断交し、中国を承認すると表明していた。

ナウルは2002─05年にも中国と国交を結んでいた。

両国が署名した文書は「ナウル共和国政府は世界に一つの中国しかなく、中華人民共和国政府が中国全土を代表する唯一の合法政府であり、台湾が中国の不可侵の領土だと認める」としている。ナウルは台湾と公式な交流を一切行わないとも表明した。

王氏は「中国とナウルは地理的に遠く離れており広大な海で隔てられているが、両国民の友情には長い歴史がある」と述べた。

エニミア氏は両国の新たな関係は強さと開発戦略の上に築かれ、政策の相乗効果をもたらすとし、「見通しは明るい」と語った。

台湾と外交関係を持つのはバチカン、グアテマラ、パラグアイ、太平洋のパラオ、ツバル、マーシャル諸島など12カ国となった。

台湾総統府は次期総統に就任する頼清徳副総統が24日、マーシャル諸島のハイネ大統領と会談し、5月20日の就任式に招待したと発表した。

総統府によると頼氏は「ハイネ氏の訪問は台湾国民にとって固い友情の象徴となるだろう」と述べた。

ハイネ氏はマーシャル諸島と台湾の関係は「盤石」であり、台湾の開発援助に感謝していると語った。

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