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マレーシア中銀、4会合連続で金利据え置き 成長加速を予想

ロイター / 2024年1月24日 18時20分

 1月24日、マレーシア中央銀行は政策金利を予想通り3.0%に据え置いた。写真は昨年5月、クアラルンプールにある同行で撮影(2024年 ロイター/Hasnoor Hussain)

Danial Azhar

[クアラルンプール 24日 ロイター] - マレーシア中央銀行は24日、政策金利を予想通り3.0%に据え置いた。据え置きは4会合連続。外需の鈍化と生産減少によるリスクが残るものの、成長見通しは改善している。

市場は少なくとも2025年末まで金利が据え置かれると予想している。

中銀は声明で経済が昨年予想通り拡大したことが国内総生産(GDP)で示されたとし、今年は輸出の回復と底堅い国内消費に支えられ、成長が加速するとの見通しを示した。

「成長見通しは、予想を下回る外需と商品(コモディティー)生産の減少に起因する下振れリスクに引き続きさらされている」と指摘した。

マレーシア統計局が先週発表した23年の成長率は3.8%と、当初予想の4%を下回った。政府と中銀は今年の成長率を4─5%と予想している。

中銀は、第4・四半期の総合インフレ率とコアインフレ率がそれぞれ平均2.5%、3.0%となる中、インフレ率はここ数カ月で軟化していると指摘。24年も緩やかな水準にとどまりそうだとした。

ただ、政府が年内に価格統制と燃料補助金を見直す意向であることから「インフレ見通しと需要状況に影響が出るだろう」としている。

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