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米証券取引委がSPACの情報開示強化義務付ける新規則採択

ロイター / 2024年1月25日 8時19分

 1月24日、米証券取引委員会(SEC)は会合で、合併・買収を通じた早期上場の手段として利用されている特別買収目的会社(SPAC)と標的企業に対して、想定利益をはじめとする重要情報のより厳格な開示を義務付ける新たな規則を採択した。写真はSEC本部。米首都ワシントンで2021年撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

[24日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は24日の会合で、合併・買収を通じた早期上場の手段として利用されている特別買収目的会社(SPAC)と標的企業に対して、想定利益をはじめとする重要情報のより厳格な開示を義務付ける新たな規則を採択した。

新規則では、SPACのスポンサーへの報酬や利益相反、株価が希薄化する可能性などについても従来に比べて開示を強化することが求められる。また一部のケースでは、SPACの標的となった企業がSECに登録し、案件に関して投資家に情報を開示することが必要になる。

この日の会合に先立ってSECのゲンスラー委員長は、新規則の目的はSPACを新規株式公開(IPO)のルールにより近づけることにあると説明。SPAC投資家もIPO投資家も、保護すべき価値は変わらないと強調した。

SPACを巡っては、IPOに関する厳しい規制を擦り抜けるために悪用され、投資家を危険にさらすとの批判が出ている。

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