米エヌビディア、新AIモデルで今後も需要は拡大へ=CEO
ロイター / 2024年5月24日 10時44分
米半導体大手エヌビディアは、生成人工知能(AI)ブームからの追い風が続いている。写真は、2023年12月6日にシンガポールで開かれたイベントに出席した同社のジェンスン・フアン最高経営責任者。(2024年 ロイター/Edgar Su)
Stephen Nellis Arsheeya Bajwa
[23日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアは、生成人工知能(AI)ブームからの追い風が続いている。
大手ハイテク企業が相次いで自動対話システム「チャットボット」を展開したことで、エヌビディアの半導体需要は急拡大した。同社は現在、動画の制作や人間のような対話を可能にする新たなAIモデルが自社のグラフィックプロセッサーの注文に拍車を掛けると予想している。
エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は22日、ロイターに対し、3Dビデオといったシステムが今後「非常に大きく展開されるだろう」と述べた。
先進AIの訓練や運営のためにコンピューターの処理能力を高める必要性が、エヌビディアの「H200」といった「グレース・ホッパー」半導体の需要を押し上げている。この半導体はオープンAIの「GPT-4o」モデルで初めて使われた。
グーグル・ディープマインドやメタ・プラットフォームズといった他のエヌビディアの顧客も、AIによる画像・映像生成プラットフォームを発表している。
自動車業界で使われるAIモデルも、エヌビディアの半導体需要を押し上げるけん引役として浮上している。
エヌビディアのコレット・クレス最高財務責任者(CFO)は22日の電話会見で、米電気自動車(EV)大手テスラが自動運転を推進する取り組みの中で、AIを訓練するために使うプロセッサーを拡大し、約3万5000個の「H100」の規模になったと明らかにした。
クレス氏は、同社のデータセンター向け事業では今年、自動車業界が最大級の顧客になるとの見方を示した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「ポテポテハッシュポテハッシュ」の癖になるリズム マクドナルド公式X、朝マックのアピール動画話題に
J-CASTニュース / 2024年6月25日 19時48分
-
2「鹿児島県産」を「兵庫県産神戸牛」表示で販売…卸売業者に是正指示 「ホルスタイン種」を「和牛」にも 誤った個体識別番号表示で農水省近畿農政局も勧告
MBSニュース / 2024年6月25日 19時20分
-
3青森のサクランボ農園で実が割れる被害、佐藤錦は1〜3割が裂果…9園が一般客の受け入れ断念
読売新聞 / 2024年6月25日 23時0分
-
4テスラ、新型EVリコール 1万台超、不具合相次ぐ
共同通信 / 2024年6月26日 7時12分
-
5価格高騰“豚肉ショック”でラーメンはチャーシューなしに? アキダイ社長も「過去一番で高い」【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年6月25日 21時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)