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中国の資産運用大手、化石燃料分野の投資縮小に消極的=環境団体

ロイター / 2024年6月24日 10時55分

環境保護団体グリーンピースの報告書によると、中国の主要な資産運用会社は、数十億ドルを化石燃料分野に投資しており、投資を段階的に縮小する計画は当面ないことが明らかになった。写真は2021年10月、上海で撮影(2024年 ロイター/Aly Song)

Colleen Howe

[北京 21日 ロイター] - 環境保護団体グリーンピースの報告書によると、中国の主要な資産運用会社は、数十億ドルを化石燃料分野に投資しており、投資を段階的に縮小する計画は当面ないことが明らかになった。

グリーンピースが20日に発表した中国の主要資産運用会社16社を対象に分析した結果によると、高炭素分野への投資は総額2672億元(367億9000万ドル)、化石燃料関連分野への投資は740億元だった。

このうち、「E Fund」など5社が高炭素分野への投資の半分以上を占めている。国内最大の資産運用会社の「E Fund」だけでも、406億元を高炭素分野に、189億元を化石燃料分野に投資している。

全ての運用会社は20カ国・地域(G20)の「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の勧告に基づき投資判断で気候変動リスクを考慮しているという。

グリーンピース東アジアの気候・エネルギー分野担当者であるユアン・ユアン氏は「中国の資産運用会社にとって国際的な投資家の重要性が増すにつれ、国際基準に照らしたベンチマークも必要になってくる」と述べた。

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