ネタニヤフ氏「ガザ停戦案にコミット」、軍はラファでの進展表明

イスラエル軍のヘルジ・ハレビ参謀総長（写真）は２４日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファのハマス旅団がほぼ壊滅したと言える段階に近づいていると述べた。５月撮影（２０２４年　ロイター/Amir Cohen）

［エルサレム　２４日　ロイター］ - イスラエルのネタニヤフ首相は２４日、パレスチナ自治区ガザの停戦案にイスラエルは引き続きコミットしていると述べた。

ネタニヤフ氏は議会で行った演説で「バイデン米大統領が支持を表明した、イスラエルの案にコミットしている。われわれの立場は変わっていない。イスラム組織ハマスを排除するまで戦争は終わらせない」と述べた。

これに先立ち、イスラエル軍のヘルジ・ハレビ参謀総長は、ガザ最南部ラファのハマス旅団がほぼ壊滅したと言える段階に近づいていると述べた。

ハレビ氏は「テロリストがいなくなったという意味ではないが、同旅団はもはや戦闘部隊として機能できないという意味で敗北した」と述べた。

ガザ地区のハマス副代表を務めるハリル・アル・ハイヤ氏はアルジャジーラテレビのインタビューに対し「イスラエルが目的を達成しつつあると表明するなら、表明すればよい」とし、「イスラエルが終了したと確信する場合、ガザ地区から撤退すべきだ」と述べた。