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国連とイスラエルの緊張悪化、事務総長が偽情報を非難

ロイター / 2024年6月25日 6時28分

国連のグテレス事務総長(写真)は24日、イスラエルに直接言及しなかったものの、パレスチナ地区ガザでの戦闘が始まって以降、自身に関する偽情報が拡散されていると非難した。4月撮影(2024年 ロイター/Eduardo Munoz)

[国連 24日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は24日、イスラエルに直接言及しなかったものの、パレスチナ地区ガザでの戦闘が始まって以降、自身に関する偽情報が拡散されていると非難した。

グテレス氏は記者会見で「同じ情報筋から、私が決してイスラム組織ハマスを非難せず、ハマスの支持者であると繰り返し聞かされた」と述べた。その上で「私はハマスを102回非難した。うち51回は公式演説で、残りは多岐にわたるソーシャルプラットフォームで非難した」と言明した。

イスラエルのエルダン国連大使は、グテレス氏の非難を「空虚な言葉」と指摘。「ハマスがこの戦争を生き延びるのを手助けするのがグテレス氏の唯一の目的だ。事務総長が国連の基準を順守することを拒否し、歪曲した現地の状況を描いているのは卑劣だ」とし、「グテレス氏はテロの共犯者で、本日辞任すべき」と述べた。

国連とイスラエルの関係は長年ぎくしゃくしていたが、ガザ戦闘中に悪化している。

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