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エヌビディア、サムスンのHBM3チップ承認 中国向けで=関係筋

ロイター / 2024年7月24日 10時16分

 7月24日、米半導体大手エヌビディアは、韓国サムスン電子の第4世代広帯域メモリー「HBM3」チップをプロセッサーに使用することを承認した。写真はサムスン電子のロゴ。4月、パリで撮影(2024年 ロイター/Benoit Tessier)

Fanny Potkin Heekyong Yang

[シンガポール/ソウル 24日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアは、韓国サムスン電子の第4世代広帯域メモリー「HBM3」チップをプロセッサーに使用することを承認した。3人の関係者が明らかにした。

ただ、承認されたのは米輸出規制を順守するために中国向けに性能を制限した画像処理半導体(GPU)「H20」への使用のみ。サムスン電子は早ければ8月にも供給を開始する可能性がある。

同社のHBM3が他のAI(人工知能)向けプロセッサーに使用されるかや、そのために追加のテストに合格する必要があるかは現時点で不明という。

また、サムスン電子の第5世代「HBM3E」チップはエヌビディアの基準をまだ満たしておらず、テストが継続されているという。

エヌビディアとサムスン電子はコメントを控えた。

HBMはチップを積層化することで高性能、省電力を実現したメモリーで、大量のデータを高速で処理する必要があるAIに多く使われる。

主要メーカーは韓国SKハイニックス、米マイクロン・テクノロジー、サムスン電子の3社のみで、HBM3の供給が不足していることもあり、エヌビディアは供給元多様化に向けサムスン電子の製品がテストに合格することを期待してきた。

関係者によると、同分野でリードするSKハイニックスがHBM3Eの生産を増やす一方で、HBM3の生産削減を計画しており、エヌビディアがHBM3へのアクセスを拡大する必要性も高まるという。

SKハイニックスはコメントを控えた。

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