GM、自動運転専用車の開発を無期限停止 規制リスクに対応
ロイター / 2024年7月24日 12時58分
7月23日、米ゼネラル・モーターズ(GM)は自動運転車部門クルーズについて、自動運転タクシーの専用車両「クルーズ・オリジン」の開発を無期限に停止すると発表した。今後は電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」を使った自動運転タクシー開発に注力するとした。写真はクルーズの自動運転車。2018年9月撮影(2024年 ロイター/Heather Somerville)
David Shepardson
[23日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)は23日、自動運転車部門クルーズについて、自動運転タクシーの専用車両「クルーズ・オリジン」の開発を無期限に停止すると発表した。今後は電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」を使った自動運転タクシー開発に注力するとした。
オリジンはハンドルやブレーキペダル、ミラーがない自動運転車として開発されていた。GMは2022年にオリジンを年間最大2500台走行させる無人タクシーサービスの認可を米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に申請したが、まだ許可が下りておらず、規制リスクが理由で開発中止を決めたと説明した。
シボレー・ボルトは従来型車両のため自動運転タクシーで使用するのに許可申請が必要にならない。
GMは昨年11月にオリジンの生産を一時的に停止すると発表していた。今回の無期限停止により5億8300万ドルの追加費用が発生したと明らかにした。
GMのマリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は「規制リスクを解消する」ためにオリジンからボルトに切り替えると説明した。
クルーズの無人タクシーは昨年10月、歩行者を6メートルひきずる交通事故を起こしており、NHTSAや司法省などの調査を受けている。
バーラ氏によると、クルーズはこれまでに3都市で安全を監視する運転手が同乗する形で自動運転タクシーの試験を再開している。
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