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無所属ケネディ氏、米大統領選から撤退 トランプ氏に支持表明

ロイター / 2024年8月24日 14時33分

米大統領選に無所属で出馬していた弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(写真)は23日、選挙戦から撤退し、共和党候補のトランプ前大統領を支持すると表明した。アリゾナ州フェニックスで同日撮影(2024年 ロイター/Thomas Machowicz)

Ismail Shakil Stephanie Kelly

[23日 ロイター] - 米大統領選に無所属で出馬していた弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏は23日、選挙戦から撤退し、共和党候補のトランプ前大統領を支持すると表明した。

トランプ氏はこれを受け、「ボビー(ケネディ氏)に感謝したい。とてもうれしいことだ」とし、「彼は素晴らしい人物で、誰からも尊敬されている」と述べた。

ケネディ氏によると、これまでにトランプ氏や側近らと数回会合し、国境警備や言論の自由などを巡り見解が一致していることを確認したという。

環境弁護士で反ワクチン活動家としても知られるケネディ氏は当初、民主党の大統領候補指名争いに名乗りを上げていたが、無所属に転じ大統領選に挑戦していた。

ケネディ氏はその後、アリゾナ州でのトランプ氏の選挙集会に登場し、これまでの自身の主張を展開した。

バイデン氏の高齢懸念やトランプ氏の訴訟問題で両氏への支持を見合わせる有権者が増える中、ケネディ氏が注目される局面もあった。大統領選の結果を左右するとの指摘もあったが、トランプ氏の暗殺未遂事件やバイデン氏の大統領選撤退など情勢が大きく変化すると、ケネディ氏への関心は後退した。

関係者は、ケネディ氏の支持がトランプ氏の助けになるかどうかは不明とみている。

ドレクセル大学のウィリアム・ローゼンバーグ教授は、ケネディ氏の支持率は低かったことから、大統領選の結果に影響することはないとの見方を示した。

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