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台湾輸出受注、8月は前年比+9.1% AI需要堅調で予想上回る

ロイター / 2024年9月24日 18時17分

[台北 24日 ロイター] - 台湾経済部(経済省)が24日発表した8月の輸出受注は、前年同月比9.1%増の502億2000万ドルと、市場の予想を上回った。人工知能(AI)用半導体の需要が引き続き好調だった。

ロイター調査の予想(8.35%増)を上回り、7月の4.8%増から伸びが拡大した。

経済省は発表文で「AI、高速コンピューティング、クラウド部門への継続的な需要と、新しい消費者向けエレクトロニクス製品の準備が進められていること」が受注の伸びにつながったと分析した。

今後の見通しについては、AIや高速コンピューティングのような新しいアプリケーションが続々と登場し、また下半期は例年、消費者向けエレクトロニクス製品の需要が高まるとして、輸出受注の勢いが持続するとした。

9月の輸出受注は前年比4.7─8.6%増加すると予想している。

8月の通信機器の受注は前年比16%増、電子機器は13.2%増だった。

中国からの受注は2.6%増と、前月の0.1%減から増加に転じた。米国からの受注は11.2%増と、前月の14.3%鈍化した。

欧州からの受注は8.3%増、7月は6.1%増だった。日本からの受注は2.1%増、前月は2.4%増。

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