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米ボーイング、労働協約の回答期限延長 労組に時間的猶予

ロイター / 2024年9月25日 8時40分

 米航空機大手ボーイングは9月24日、ストライキを続ける労働組合に対し、同社が提案した新たな労働協約への回答期限を延長したと発表した。写真はボーイングの生産工場付近でピケを張る従業員ら。13日、ワシントン州レントンで撮影(2024年 ロイター/Matt Mills McKnight)

Allison Lampert

[24日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは24日、ストライキを続ける労働組合に対し、同社が提案した新たな労働協約への回答期限を延長したと発表した。労組は27日までの投票を拒否していた。

ボーイングは23日、「最善かつ最終的な」賃上げ案を提示したと公表した。ただ、労組側は、ボーイングが組合員の要求を下回る提案内容に関する交渉を拒んでいるとして、即時の投票を拒否。27日までに投票はできないとの見方を示した。

国際機械工労組(IAM)の担当者に送った書簡によると、ボーイングは労組が27日までに提案を受け入れた場合、賞与の復活や退職金の引き上げ、契約締結時の賞与を2倍の6000ドルにするとしていた。

ボーイングは声明で、「ストはわれわれのチームやコミュニティーに影響を与えている。従業員には、賃金や福利厚生が顕著に改善した当社の提案に投票する機会が与えられるべきだと考えている」と強調した。

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