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製造業PMI10月は49.0に低下、サービス業は4カ月ぶり50割れ=auじぶん銀

ロイター / 2024年10月24日 9時34分

 10月24日、auじぶん銀行が発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0と前月の49.7から低下するとともに、好不況の分かれ目となる50を4カ月連続で下回った。写真は2017年1月、川崎市の京浜工業地帯で撮影(2024年 ロイター/Toru Hanai)

Kentaro Sugiyama

[東京 24日 ロイター] - auじぶん銀行が24日発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0と前月の49.7から低下するとともに、好不況の分かれ目となる50を4カ月連続で下回った。サービス業PMIは49.3と、前月の53.1から大きく低下し、4カ月ぶりに50を下回った。

製造業PMIの低下は2カ月連続。生産が前月の49.7から49.5へ、新規受注が48.1から47.1へ、雇用が50.4から49.7へそれぞれ低下した。受注残の大幅減少の報告もあり、生産は今後数カ月停滞が続くとみられるという。

サービス業PMIは、22年2月(44.2)以来の低水準。国内外の経済低迷が顧客の発注渋りにつながり、新規事業はわずかに減少した。先行きも需要の停滞や人手不足による事業活動の抑制が懸念されている。

S&Pグローバルのエコノミストによると、企業から全体の景況感を押し下げる要因として経済停滞に対する指摘があったほか、依然として続くインフレにも言及があったという。

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